2009年の業績

2009年の業績をまとめてみました。今年から「教育」のカテゴリーを設けて、教育業績も入れることにします。オーラル・ヒストリーもあったので、なかなか忙しかったです。

論文

「語られる美術史 日本美術のオーラル・ヒストリー・アーカイヴの構築に向けて」『鹿島美術研究』第26号(2009年11月)、447-455頁.[PDF]

モダニズム美術のパフォーマンス」『広島市立大学芸術学部芸術学研究科紀要』第14号(2009年3月)、56-62頁.[PDF]

「アートプロジェクトと日本 アートのアーキテクチャを考える」『広島アートプロジェクト2008』(広島アートプロジェクト、2009年)、129-135頁.[PDF]

"Art Project and Japan: Examining the Architecture of Art," trans. Yu Nakai, Hiroshima Art Project 2008 (Hiroshima: Hiroshima Art Project, 2009), pp. 152-161. [PDF]

「日本におけるアジアの現代美術と近代の亡霊」『「Count 10 Before You Say Asia: Asian Art after Postmodernism」報告書』(国際交流基金、2009年)、22-33頁.国際交流基金に問い合わせれば購入できるかもしれません。

"Asian Contemporary Art in Japan and the Ghost of Modernity," trans. Edan Corkill, Furuichi Yasuko, ed., Count 10 Before You Say Asia: Asian Art after Postmodernism (Tokyo: Japan Foundation, 2009), 208-221; "Discussion," with Hayashi Michio, Patrick D. Flores, Fan Di'an, and Kuroda Raiji, 238-263.

「『対幻想』としてのカラー・フィールド」『マーク・ロスコ』(淡交社、2009年)、154-163頁.


口頭発表

「『はだしのゲン』の画家たち イメージのパフォーマティヴィティを考える」(京都精華大学国際マンガ研究センター第1回国際学術会議 「世界のコミックスとコミックスの世界―グローバルなマンガ研究の可能性を開くために」、京都、京都精華大学国際マンガ研究センター、2009年12月 20日).

「オーラル・アート・ヒストリーとは何か」(シンポジウム「オーラル・アート・ヒストリーの可能性」、大阪、国立国際美術館、2009年11月14日).

「カラーフィールド絵画と大衆文化」(広島芸術学会第23回総会、広島、広島県立美術館、2009年7月25日).

マーク・ロスコ カラー・フィールド上の感情」(UTCP(東京大学 共生のための国際哲学教育研究センター)ワークショップ「ロスコ的経験――注意 拡散 時間性」、東京、東京大学、2009年5月22日).


講演

「日本のアートプロジェクトの歴史」(広島アートプロジェクト、広島、広島市吉島福祉センター)、2009年8月9日).

「1960年代以降のドローイングと日本の作家」(SOMA美術館、ソウル、2009年3月7日).


批評

「批評の後に残り続けるモダニズムの絵画」『美術手帖』第61巻第917号、2009年1月、198-199頁.


執筆

「広島のアートとオリンピック」『AG』Vol. 1 (2009年12月)、[3頁].

東京アートプロジェクト 読売アンデパンダン展以後のアートと社会」、東京アートポイント計画、エッセイ、2009年12月.ウェブサイト.

「北米エスニシティ研究会編『北米の小さな博物館2』」『アメリカ学会会報』No. 171(2009年11月)、8頁.

「与えられたとせよ(1)落ちる水(2)枠のない風景 伊東敏光のために」『伊東敏光展–Liquidscape–』(泉美術館、2009年)、8-11頁

『広島アートプロジェクト2008』(広島アートプロジェクト、2009年).分担著.「アートプロジェクトスクール(78頁)、「シンポジウム」(79頁)を担当.

「広島アートプロジェクト アーティストを育てる大学が担う役割とは何か」『アートイニシアティブ リレーする構造』(BankART1929、2009年)、115−117頁.

artscape BLOG 2:アート日報』(ウェブサイト、2009年2-4月).「美術館が売りに出されるとき」「現代美術と著作権」「インドの現代美術」「美術批評とアンソロジー」「ドローイングとアジア」「ドローイング・セミナー in ソウル」「グローバル化と研究者のネットワーク」「アートと日本語環境」「制作と研究」「『アンフォルム』の翻訳を終えて(1)」「『アンフォルム』の翻訳を終えて(2)」「批評理論と教材」「広島アートプロジェクトについて(1)」「広島アートプロジェクトについて(2)」「ありがとうございました」

「新しい葡萄酒は新しい革袋に」『Contemporary Art and Theory Graduation Works 2009』(広島市立大学芸術学部現代表現研究室、2009年). 第12回広島市立大学芸術学部卒業修了作品展の作品集>現代表現にあります。


共同討議

「オーラル・アート・ヒストリーの可能性」(日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ、大阪大学グローバルCOE主催事業、池上裕子、尾崎信一郎、前田恭二、北原恵、建畠晢、粟田大輔とのシンポジウム、大阪、国立国際美術館、2009年11月14日)

公的記憶、私的消費 『はだしのゲン』を出発点に」(京都精華大学国際マンガ研究センター第1回国際学術会議「世界のコミックスとコミックスの世界 グローバルなマンガ研究の可能性を開くために」、京都、京都国際マンガミュージアム、2009年12月20日

「持続可能なアートを育てる」(平成21年度文化庁「文化芸術による創造のまち」支援事業「広島アートリエゾン」、細淵太麻紀、木ノ下智恵子、山出淳也、野田恒雄、柳幸典とのシンポジウム(モデレーター)、広島、広島市吉島公民館、2009年9月19日).

「大学とアート」(「集まれ!アートイニシアティブ PART2」、長田謙一、室井尚、熊倉純子、曽我部昌史、貝島桃代との共同討議、横浜、BankART1929、2009年9月5日).

「本学の課題と地域における大学施設のあり方について」(吉井章、大井健次、中嶋健明、前川義春、北田克己、伊東敏光、鰕澤達夫、大井健二、薩摩雅登、松田弘との座談会、広島、広島市立大学、2009年3月25日).

「広島にある美術館と大学、地域との連携をめぐって」(平成20年度文化庁「文化芸術による創造のまち」支援事業「広島アートリエゾン」、神谷幸江、古谷可由、松田弘、柳幸典、鷲田めるろとのシンポジウム(モデレーター)、広島、広島市現代美術館、2009年1月12日).


教育

「歴史ラボ 現代美術の流れを知ろう」(小金井アートフル・アクション!、小金井、小金井市役所、2009年12月4-6日)

「現代芸術論A」(沖縄県立芸術大学美術工芸学部、集中講義、2009年9月21-23日)

「造形空間芸術論I」(東京大学教養学部、集中講義、2009年9月7-11日)