2009-01-01から1年間の記事一覧

2009年の業績

2009年の業績をまとめてみました。今年から「教育」のカテゴリーを設けて、教育業績も入れることにします。オーラル・ヒストリーもあったので、なかなか忙しかったです。論文 「語られる美術史 日本美術のオーラル・ヒストリー・アーカイヴの構築に向けて」…

いただいた本

川口隆行『原爆文学という問題領域』(創言社、2008年)原爆文学という問題領域作者: 川口隆行出版社/メーカー: 創言社発売日: 2008/04メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 39回この商品を含むブログ (6件) を見る『原爆文学研究』第8号(2009年12月)京都…

「広島のアートとオリンピック」

『AG』Vol. 1 (2009年12月)に「広島のアートとオリンピック」という小文を寄せました。広島市には、文化芸術振興に関する計画または条例がないので、何とかしてほしいと思って書きました。ちなみに、広島県は、「ひろしま文化・芸術振興ビジョン」(平成15…

いただいた本

笹岡啓子『PARK CITY』(インスクリプト、2009年) PARK CITY―笹岡啓子写真集作者: 笹岡啓子出版社/メーカー: インスクリプト発売日: 2009/12/01メディア: 大型本 クリック: 5回この商品を含むブログ (4件) を見るまだほのかに残るインクの匂いを感じながら…

いただいた本

ジョルジョ・アガンベン『思考の潜勢力 論文と講演』(高桑和巳訳、月曜社、2009年) 思考の潜勢力 論文と講演作者: ジョルジョ・アガンベン,Giorgio Agamben,高桑和巳出版社/メーカー: 月曜社発売日: 2009/12/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 109回…

東京アートプロジェクト――読売アンデパンダン展以後のアートと社会

東京アートポイント計画のサイトに文章を書きました。読売アンデパンダン展以後の、地方の美術運動の展開と批評の推移に関するものです。「東京アートプロジェクト――読売アンデパンダン展以後のアートと社会」http://www.bh-project.jp/artpoint/essay/09121…

国際学術会議「世界のコミックスとコミックスの世界」

京都国際マンガミュージアムと京都精華大学国際マンガ研究センターが主催したマンガの国際会議に出席しました。京都精華大学国際マンガ研究センター第1回国際学術会議 「世界のコミックスとコミックスの世界―グローバルなマンガ研究の可能性を開くために」 …

いただいた本

『Twist and Shout: Contemporary Art from Japan』(国際交流基金、2009年)2009年が「日メコン交流年」であることを機会に、今年3月に実施した各国の美術環境調査に基づいて、タイ(バンコク)で開催された展覧会のカタログです。ありがとうございました!…

アメリカ学会書評

アメリカ学会会報に書評を書かせていただきました。「北米エスニシティ研究会編『北米の小さな博物館2』」『アメリカ学会会報』No. 171(2009年11月)、8頁.

小金井アートフル・アクション!歴史ラボ「現代美術の流れを知ろう」

12月4日から6日まで、小金井市芸術文化振興計画推進事業として推進されている「小金井アートフル・アクション!」で3日間にわたりレクチャーさせていただきました。市民の方に現代アートを親しんでもらうために、より広く知られている近代美術を導入として、…

見たもの

「利部志穂『serendipity 妙のとき』」(switch point、国分寺)

見たもの

「第4回福岡アジア美術トリエンナーレ2009」(福岡アジア美術館、冷泉荘) http://www.ft2009.org/jpn/index.html最終日に駆け込んできました。

小金井アートフル・アクション!レクチャー

小金井アートフル・アクション!で3日間にわたりレクチャーをします。作り手の考えに重きを置きながら、マネや印象派からアースワークやアートプロジェクトまでの近現代美術史についてお話しします。お近くにお住まいでご関心のある方はぜひお越しください…

見たもの

「長澤英俊展 オーロラの向かう所」(国立国際美術館)

シンポジウム「オーラル・アート・ヒストリーの可能性」終了!

日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴが企画した最初のシンポジウムは無事に終了しました。聞きに来てくださった皆様、パネリストの皆様、会場を使わせてくださった国立国際美術館の皆様、その他、お力をお貸しいただいた全ての皆様、ありがとうござい…

見たもの

「レベッカ・ホルン展 静かな叛乱 鴉と鯨の対話」(東京都現代美術館)

見たもの

「多摩川で/多摩川から、アートする アートの現場としての多摩川 観光芸術研究所から球体写真まで1964―2009」(府中市美術館)

見たもの

「CREAM ヨコハマ国際映像祭2009」(新港ピア、BankART Studio NYK)

2つのシンポジウムに参加します!

1.シンポジウム「オーラル・アート・ヒストリーの可能性」(詳細はこちら) 日時:2009年11月14日(土) 会場:国立国際美術館 加治屋は、「オーラル・アート・ヒストリーとは何か」と題して、美術史研究におけるオーラル・ヒストリーの可能性を検討します。…

シンポジウム「オーラル・アート・ヒストリーの可能性」

11月14日(土)に国立国際美術館でオーラル・ヒストリーのシンポジウムを行います。日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴの活動をオフラインで紹介する最初の機会となります。関西にお住まいの方はぜひいらっしゃってください。http://www.oralarthistory…

見たもの

友枝昭世厳島観月能「紅葉狩」(厳島神社能舞台)

いただいた本

吉田寛『ヴァーグナーの「ドイツ」―超政治とナショナル・アイデンティティのゆくえ』(青弓社、2009年)ヴァーグナーの「ドイツ」―超政治とナショナル・アイデンティティのゆくえ作者: 吉田寛出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2009/10/01メディア: 単行本 ク…

沖縄県立芸術大学集中講義

9月21日から23日まで沖縄県立芸術大学で集中講義をしました。現代芸術論Aという講義科目で、受講生の大部分を占めていた実技系学生の関心に合わせて、なるべく制作の発想について触れたつもりですが、抽象表現主義から中国の現代美術までの通史を、午前8時40…

広島アートプロジェクト2009シンポジウム「持続可能なアートを育てる」

新築された広島市吉島公民館で、「持続可能なアートを育てる」と題したシンポジウムを行いました。BankART1929/PHスタジオの細淵太麻紀さん、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任講師の木ノ下智恵子さん、NPO法人BEPPU PROJECT代表理事でアー…

大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ

9月12日と13日で、越後妻有トリエンナーレを見てきました。トリエンナーレで行われ、アートプロジェクトの代表例の一つですが、印象としては、作品を探しに移動してまわるミュンスター彫刻プロジェクトに近いものを感じました。ただし、妻有のほうが、より広…

東京大学集中講義、所沢ビエンナーレ

9月7日から11日まで東京大学教養学部の表象文化論で集中講義をしました。造形空間芸術論Iという授業で「作家たちの現代美術史」と題して、作家の視点を尊重しながら現代美術の歴史を概観しました。受講学生のみなさん、お疲れさまでした!基本的に講義の授業…

集まれ!アートイニシアティブ PART2に参加しました

BankARTで開かれた「集まれ!アートイニシアティブ PART2」の会議に広島アートプロジェクト実行委員会執行委員として参加しました。5日19時から、「大学とアート」というテーマの分科会で、長田謙一さん(首都大学東京)、室井尚さん(横浜国立大学)、熊倉…

広島アートプロジェクト2009シンポジウム「持続可能なアートを育てる」

広島アートプロジェクトのサイトでは既に告知していますが、以下のシンポジウムを開催いたします。 この時期に広島にいらっしゃる方はぜひご来場下さい。 ■ 広島アートプロジェクト2009 ■ ■ シンポジウム「持続可能なアートを育てる」のご案内 ■開催日時:9…

集まれ!アートイニシアティブ PART2

BankARTで開かれる「集まれ!アートイニシアティブ PART2」の会議に広島アートプロジェクト実行委員会執行委員として参加します。5日19時開始の分科会で討議します。「集まれ!アートイニシアティブ PART2」 ちらし:表・裏 展示:2009.9.3 Thu. - 9.13 Sun.…

いただいた本

長坂常『B面がA面にかわるとき』(大和プレス、2009年)会田誠『いまさら北京』(大和プレス、2009年)ペーター・クリスティアン・ベーナー、ダニエル・シュミット『楽園創造 書割スイス文化史』楽園創造―書割スイス文化史作者: ペーター・クリスティアンベ…