広島アートプロジェクト2009シンポジウム「持続可能なアートを育てる」

新築された広島市吉島公民館で、「持続可能なアートを育てる」と題したシンポジウムを行いました。BankART1929/PHスタジオの細淵太麻紀さん、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任講師の木ノ下智恵子さん、NPO法人BEPPU PROJECT代表理事でアーティストの山出淳也さん、no.d+a代表、TRAVELERS PROJECT主宰の野田恒雄さんをお招きして、広島アートプロジェクトからは柳幸典ディレクターが参加し、私がモデレーターを務めました。

それぞれのご活動をご紹介していただいた後、1時間ほどディスカッションをしました。様々な論点が出ましたが、持続可能なアートを育てるには、アートプロジェクトを行う側の人間だけでなく、それを鑑賞する方々のお力も必要であるという結論になりました。

地域の方々、学生、地元の美術関係者等、100名近くの方々が来て下さりました。地域でアートの活動を行うことについて、多くの情報を提供しただけでなく、今後の活動を進めていく上での手がかりを示すことができたのではないかと思います。私自身、とても勉強になるシンポジウムでした。

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