2010-01-01から1年間の記事一覧

2010年の業績

今年はアメリカ美術、アートプロジェクト、オーラル・ヒストリーに関する研究に加えて、マンガや建築についても書きました。絵画や写真などの原爆の表象についても考える機会をもつことができました。論文 「原爆を目撃した画家、しなかった画家 原爆の目撃…

『アンフォルム』校了!

イヴ=アラン・ボワ、ロザリンド・E・クラウス『アンフォルム――無形なものの事典』の翻訳が校了しました。たいへんお待たせいたしました。イヴ=アラン・ボワ+ロザリンド・E・クラウス著 加治屋健司、近藤學、高桑和巳訳 46変形判(133mm×190mm)並製328頁 本…

「森村泰昌とその時代」

広島市現代美術館で開催中の「森村泰昌:なにものかへのレクイエム―戦場の頂上の芸術」展関連プログラムの一つとして、広島市現代美術館で森村泰昌に関するレクチャーをしました。「森村泰昌とその時代」と題して、関西ニューウェーヴからグローバルな時代の…

『美術ひろしま2009-10』刊行

『美術ひろしま2009-10』(広島市文化財団、2010年)に下記の文章を書きました。1「広島アートプロジェクト2008・2009 大学系アートプロジェクトによる文化芸術振興」(48-49頁) 2「笹岡啓子「PARK CITY」 分身化される広島の光景」 (58-59頁) 3「中沢…

シンポジウム「オーラル・アート・ヒストリーの実践」終了!

黒ダライ児さんと平井章一さんをお招きし、アーカイヴからは坂上しのぶと住友文彦が発表して、シンポジウムを行いました。 口述資料をふんだんに使った研究で知られ、ちょうど『肉体のアナーキズム』という素晴らしい研究書を出版された黒ダさん、関西の美術…

シンポジウム「オーラル・アート・ヒストリーの実践」

11月27日(土)に東京藝術大学で日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴの第2回シンポジウムを行います。最近『肉体のアナーキズム』を上梓された黒ダライ児さん、日本の戦後美術の重要な展覧会や記録集を手がけている国立新美術館主任研究員の平井章一さ…

情動はいかに作動するか 「はだしのゲン」における視覚のポリティクス

昨年参加したマンガ研究の国際シンポジウムの報告が本になりました。 ジャクリーヌ・ベルント編『世界のコミックスとコミックスの世界 グローバルなマンガ研究の可能性を開くために』(京都精華大学国際マンガ研究センター、2010年9月30日) 私は以下の論考…

見なかった者が描く絵画――非目撃者による原爆の視覚的表象

本日、日本社会文学会と原爆文学研究会が主催する大会のシンポジウムで発表しました。 2010年度日本社会文学会秋季大会・第32回原爆文学研究会例会 日程: 10月3日(日) 場所: 広島大学東広島キャンパス 学士会館2階 レセプションホール ――シンポジウム「…

森村泰昌に関するレクチャー

広島市現代美術館で開催される展覧会「森村泰昌:なにものかへのレクイエム―戦場の頂上の芸術」の関連プログラムで、森村泰昌についてレクチャーします。 「森村泰昌:なにものかへのレクイエム―戦場の頂上の芸術」関連プログラム 日時:2010年12月4日(土)…

広島アートプロジェクト2010終了!

広島アートプロジェクト2010が無事に終わりました。私は、企画1の「検証07-09」に携わりました。「大学系アートプロジェクト」という呼称を提案して、東京芸術大学、千葉大学、金沢美術工芸大学、広島市立大学、首都大学東京の事例を比較・検討しました。無…

広島アートプロジェクト2010

今年の広島アートプロジェクトがいよいよ始まります!広島アートプロジェクトは、広島市立大学芸術学部の教員と学生が中心となり、2007年より毎年開催されている現代アートプロジェクトです。4年目を迎える今年は、テーマに「検証」を掲げて、二つの企画を開…

広島アートプロジェクト2010

開催が近づいています!本日は記者会見を行いました。 http://hap2010.exblog.jp/11824045/

広島アートプロジェクト2010

企画1「検証07-09」の調査会議をしました。建設的なディスカッションができました。http://hap2010.exblog.jp/11801890/

いただいた本

梶茂樹・小沢剛『ウガンダ・ノート』(大和プレス、2010年) 『Daiwa Press Viewing Room 10』(2010年7月) 『東洋古美術選抄』(Antique Okinawa、2010年)ありがとうございました!

いただいた本

Paramodel (パラモデル)作者: Paramodel (パラモデル)出版社/メーカー: 青幻舎発売日: 2010/07/20メディア: ペーパーバック クリック: 9回この商品を含むブログ (1件) を見るMakoto Sekimura, Platon et la question des images (Bruxelles: Ousia, 2010…

広島アートプロジェクト2010

アートプロジェクトでは文章を書く機会がかなりあります。運営チームに文章の書き方に関するミニレクチャーをしました。http://hap2010.exblog.jp/11624297/

見なかった者が描く絵画――非目撃者による原爆の視覚的表象

日本社会文学会と原爆文学研究会が主催する大会のシンポジウムで発表します。 2010年度日本社会文学会秋季大会・第32回原爆文学研究会例会 日程: 10月2日(土)・3日(日) 場所: 広島大学東広島キャンパス 学士会館2階 レセプションホール テーマ:原爆体…

いただいた本

笹岡啓子『EQUIVALENT』(RAT HOLE GALLERY、2010年)ありがとうございました!

いただいた本

沖縄学入門―空腹の作法作者: 勝方=稲福恵子,前嵩西一馬出版社/メーカー: 昭和堂発売日: 2010/04/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (7件) を見るありがとうございました!

表象文化論学会シンポジウム「現代日本文化のグローバルな交渉」

表象文化論学会第5回大会のシンポジウム「現代日本文化のグローバルな交渉」は、無事に終わりました。私の司会の不手際もあって、議論が白熱し始めたところで、時間切れとなってしまいましたが、表象文化論学会の学際性と国際性を活かした充実した内容のシン…

いただいた本

『川俣正・東京インプログレス 隅田川からの眺め』(東京文化発信プロジェクト室、2010年)ありがとうございました!

東京芸術大学の熊倉純子さんが担当なさっている下記の講座に参加しました。 Tokyo Art Reseach Lab 「日本型アートプロジェクトの歴史と現在 1990-2010」 講師:熊倉純子(東京藝術大学教授) 会場:Tokyo Artpoint Project Room 302(アーツ千代田3331内) …

表象文化論学会シンポジウム「現代日本文化のグローバルな交渉」

表象文化論学会第5回大会で、シンポジウム「現代日本文化のグローバルな交渉」を行います。パネリストに、内野儀さん、住友文彦さん、ジャクリーヌ・ベルントさん、松井みどりさんをお招きし、私は司会を務めます。ご関心のある方はぜひご来場ください。 表…

Association for Cultural Studies in Hong Kong

Association for Cultural Studiesが2年に一度開催するCrossroads(今回は香港)に参加し、「シリアスマンガ」に関するパネル(Graphic on Graphic: The Ethics of Serious Cartooning in Japan and the World)で、『はだしのゲン』について発表しました。…

「日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴと美術史料の将来」

『あいだ』170号(2010年3月)に寄せた論考「日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴと美術史料の将来」を日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴのサイトで公開しています。 http://www.oralarthistory.org/archives/text/01/01.pdf (パソコンの機種…

いただいた本

『Tadashi Kawamata Coalmine Project 1996-2006』(アートの力を出版する会社、2009年)『ひののんフィクション』(2010年)ありがとうございました!

いただいた本

ecce 映像と批評〈2〉特集 目と映像作者: 岩本憲児,リピット水田堯,北野圭介出版社/メーカー: 森話社発売日: 2010/03メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (3件) を見るありがとうございました!

いただいた本

Garo Manga: The First Decade, 1964-1973 (New York: Center for Book Arts, 2010).ありがとうございました!

いただいた本

『LOBBY―はじまりの場を創る』(東京文化発信プロジェクト室、2010年)ありがとうございました!

いただいた本

マンガは越境する!作者: 一木順,大城房美,本浜秀彦出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2010/03/17メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 8回この商品を含むブログ (7件) を見るありがとうございました!