シンポジウム「オーラル・アート・ヒストリーの実践」終了!

黒ダライ児さんと平井章一さんをお招きし、アーカイヴからは坂上しのぶと住友文彦が発表して、シンポジウムを行いました。
口述資料をふんだんに使った研究で知られ、ちょうど『肉体のアナーキズム』という素晴らしい研究書を出版された黒ダさん、関西の美術に関する重要な展覧会を手がけるだけでなく、連続講演会や記録集といった記録性の高いご活動もなさっている平井さんとともに、聞き取り調査やオーラル・ヒストリーの可能性について検討しました。オーラル・ヒストリーと美術館の活動の間にはまだ距離があるかもしれませんが、今回の討議によって私たちの課題が明確になり、今後、活動するうえで役に立つ貴重なご助言を伺うことができたと思います。パネリストのみなさま、ご来場のみなさま、会場の手伝いをしてくれたみなさま、ありがとうございました。